弊社はビル、マンション、アパートなどの錠前、扉廻りの修繕工事業務を行なっております。
扉の周辺金具が使用頻度と経年劣化により扉の開閉が上手く行かない。
この様な状態を放置しておくと、防犯上問題があるし、怪我や事故につながる恐れもあります。
こうなると、防犯と安全上、早めの修理や改修交換工事を検討して下さい。
- ◆扉の閉まる速度が急に遅くなった。 閉じる際、「バタン!」と大きな音がするようになった。
- ◆油漏れで閉まる速度が速くなり、速度調整できない。
- ◆扉が閉まり切らず、施錠不良になる。
- ◆扉の建付け不良やガタツキが原因で開閉がうまく出来ない。
確認耐震用開閉補助装置 「デレル8」
ドア耐震用開閉補助装置
耐震装置『デレル8』とは
大きな地震が発生すると、建物がゆれてドアやドア枠(外枠)が歪みやすくなります。
その変形するときのドア枠とドアの接触をやわらげて、
開扉のサポートをするのが『デレル8』です。
『デレル8』は、地震が起きた時に建物のゆがみでドア枠が変形しても、
小さな力でドアを開閉する補助となる商品。
2つの金属製ローラーがドア枠とドア扉の接触部分を転がり、接触抵抗を和らげている。
確認耐震用開閉補助装置 「デレル8」
ドア枠で囲まれた部分の中にドアは取付られています。
ドアとドア枠には必ず隙間がありますが、ドアが開閉可能なのはその隙間があるからです。
ゆれが大きくなればなる程、ドア枠は菱形に変形する率が高まります。
ドアの開放不能は、変形した時の枠がドアを押さえつけて生じます。
デレル8”は2つの金属製ローラーが一体化され、それぞれがタテとヨコ方向のドア枠からの力を受け止めます。
これは、いわゆるコロの原理を応用したもので、ドア枠とドアの接触抵抗を和らげ、
開閉に必要な大切な隙間を確保することによって、ドアの開放不能を防止します。
確認耐震用開閉補助装置 「デレル8」
万一の地震に備え、
非常口ドアや外階段への避難口ドアの開閉の確保は重要です。
甚大な被害をもたらした阪神大震災や東日本大震災、熊本地震。
家屋の倒壊、半壊によって玄関ドアが変形して開かず、住民が閉じ込められたというケースが数多く発生しました。
ドアにはドア枠変形を考慮した明確な基準がないため、1980年に改正強化された新耐震の建築基準以降の建物でも、ドアが開かなかったというケースが多数報告されています。
建物の倒壊はまぬがれても、避難できない二次災害を考慮することが大切です。
そこで従来の耐震補強工事ではコスト高になるとのことで見送っていた方にも、
デレル8の取付けでコストを押え災害時に備えてみてはいかがでしょうか?
確認耐震用開閉補助装置 「デレル8」
開ける時だけでなく閉める時の補助機能も備えていて、
一度開けてもまた開け閉めできることも特長です。
避難経路のドアや防災用品・備蓄品の倉庫ドアなどの災害時に必要な場所の他、
古い建物でドアの開け閉めがしにくくなった箇所にも有効です。
一般のドアを開ける場合、
成人男子で100∼120 kg、成人女子で60∼80kgの力が出せると言われているが、
一般のドアの場合、地震によるドア枠のひずみが10mm前後になると
ドアを開けるのに必要な力は100kgを超え、一般の女性や子供の力では開けられなくなる。
更に、ひずみが13mmになると200kg以上の力が必要になり、一般成人男性でもなお開けられなくなる。
『デレル8』を取り付けたドアは20mmのひずみが生じても約35kgの力で開けられることが
JIS規定のテストで製造元(株)スガサワ社の実証済みです。
【特 長】
■片開きスチール扉ならば殆どのドアに取り付ける事ができる。
■工事は40分~50分程度で短時間。
■経年変化で磨耗するところがほとんどない
■丈夫な材質(亜鉛ダイカスト製)・シンプル機構
■ドアをはさんで取り付けるので、落下の心配もなく安全です。
【取付費用】
マンションドアのような片開きスチール扉なら、ほとんどのドアに取り付けることができます。
ドアを挟んで両側からビスで取り付けるので、落下の心配もなく安全です。
製品価格4万円、取付工事費は2万5,000円~、出張・諸経費6,000~。